【AdGuard VPN for Windows v1.1】QUIC対応, アプリ除外がより使いやすく
長い紹介文を飛ばして、本題に入りたく思っております。
私たちは AdGuard VPN for Windows v1.1 をリリースできて大変嬉しいです。
アプリケーションに干渉するバグを修正し、不具合の原因を特定し、VPNクライアントをアップデートするのに数ヶ月かかりました。
AdGuard VPN for Windows v1.1 は、より安定した動作といくつかの重要な改善点により、お客様に喜んでいただければ幸いです。
迅速で安定した接続
これは他社VPNプロバイダーではあまり例のないことですが、QUICに対応いたしました。
QUICとは、一般的なTCPと比較して、より高速で暗号化された最先端のネットワークプロトコルです。
QUICの仕組みは?
短くまとめますが、TCPですと、データのパケットは一括して送信されます。
結果として、1つのパケットバッチが失われると、残りのバッチは待機することになってしまいます(下図参照)。
そこで、QUICを導入することで、データを順番に並べることなく処理することができます。
ユーザーにとってのメリットは?
モバイルインターネットや公共Wi-Fiなど、万全ではない状況下のおいて、QUICのおかげでより安定した接続になるのです。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひQUICプロトコルに関するAdGuardブログ記事をご覧ください。
VPN対象外アプリがより使いやすく
除外したいアプリを検索して対象外リストに追加する機能を「設定」メニューですぐにアクセスできるようにして、より簡単にできるようになりました。
以前のバージョンでは、トンネリングからアプリを除外するためには、高度なユーザーでなければならず、アプリへのパスを選択する必要があり、面倒で時間がかかるものでした。
今回のバージョンアップで、より使いやすくなりました。
【VPNに接続したくないアプリを設定する方法】
「設定」→「Split Tunneling」を選択してください。
「アプリを追加する」を押します。
リストからアプリを選びます。
(「参照」ボタンを押して、ファイルパスでアプリを追加することも可能です。)
これで完了です。
VPN対象外リストにアプリが追加されました。
VPN対象外リストに追加されたアプリに対してAdGuard VPNはオフになります。
AdGuard VPN for Windowsの詳細情報およびダウンロードについては、AdGuard VPNウェブサイトをご覧ください。
私たちは、AdGuard VPN v1.1 for Windowsをリリースし、ちょっとしたマジックをかけることができて本当に嬉しいです。
私たちの感動を共有し、新バージョンの使用をお楽しみください。