AdGuard VPN、Windows 7 のサポートを終了いたします。
時は流れるもので、特にITの分野ではかつて最先端だったものも今では時代遅れになるのはあっという間です。
Windows 7 を愛用している方が多いことは承知しておりますが、残念ながらお別れの時が来ました。
12月にリリース予定の AdGuard VPN for Windows v2.5 から、Windows 7への対応を終了させていただきます。
なぜ今なのか?
私たちAdGuardも、多くの人と同じようにWindows 7を愛し、尊重しておりますが、サポート終了という決断にはいくつかの客観的な理由があります。
まず、Microsoft自体が約5年前にWindows 7のサポートを終了しています。
いくつかの主要なライブラリ、開発ツール、最新のセキュリティ技術は、7向けではなくより新しいオペレーティングシステム向けに設計されており、Windows 7のサポートを継続しながらそれらをちゃんと実装することは不可能です。
しかし、理由はそれだけではありません。
AdGuard VPN に量子暗号解読アルゴリズムを実装したいと考えています。つまり、量子コンピュータを使っても AdGuard VPN のトラフィックを解読できないようにしたいのですが、Windows 7ではそれができません。
さらに、最新のOSに焦点を当て、Windows 7用にアプリを最適化する時間やリソースを割かないことで、開発速度を上げ、AdGuard VPN アプリ全体の安定性を向上させることができます。
まだしばらく Windows 7 をご使用予定の場合
今後もWindows 7を使い続ける予定の方は、AdGuard VPN は引き続きお使いいただけますが、アプリのv2.5以降のバージョンにアップデートすることはできなくなります。
また、Windows 7に AdGuard VPN を新規インストールしますと、インストーラーが代わりにv2.4をインストールするように促します。(AdGuard VPN v2.4 がWindows 7でサポートされている最終バージョンであるからです。)